金魚との出会いは5年前の夏。
ペットショップの水槽にたくさん入れられた金魚の中から、いきのイイ奴を2匹買った。
これが我が家に家族が増えた瞬間だった。
2匹の金魚は、ちゃんと名づけられた。
だが、やがて面倒になり、最終的にはなんとも簡単に
"金ちゃん"となった。
今では名前すら覚えていない。
2匹の金魚は、水槽の中で、生き生きと成長していった。
やがて、体調15,6cmにもなった。
で・・・でかい。
そして、2004年、夏。
事件が起きた。
家に帰ってきた母が、金魚が一匹、バケツの中から飛び出し、床に張り付いているのを発見。
すぐさまはがし(ベリッという音がなんとも奇怪である)
バケツの中に戻した。(ポチャーン)
もう絶対に死んでる・・・と思った。
バケツに浮かんでたし。
だが!
金魚は生きていた!時間が経つにつれて、元気を取り戻していったのだった。
それは正に、生死に一生。
そして、2007年、夏。
床に落ちていないほうの金魚が、何だか元気がない。
バケツに移動させ、集中治療。
だが、なかなか元気にならない。
もうあきらめるしかないのか・・・
そう、諦めかけていた時。
インターネットで見つけた(親が)
ココアを入れる
・・・・よし!これに賭けたァァァアッ!!!!
と、言うことで、ココアを水に入れました。
水がにごって、何だかかわいそう。
だが!
金魚は次の日、
立ったのだ!!!
あれだけ元気のなかった金魚が!
それは、
奇跡のような真実だった。
嬉しかったー・・・
そして、2007年、秋。
「金ちゃん・・・」
その金ちゃんは・・・
息絶えました。
少しは奇跡を見せてくれた金ちゃんは・・・
ついに死んでしまったのです。
一匹になってしまった金ちゃんは・・・
悲しそう。さびしそう。
そう考えると、かわいそうです。
金ちゃんは、近所の公園へ埋めました。
お墓です。
金ちゃん、さようなら・・・。
そうつぶやき、お別れしました。
そして・・・今にわたります。
金ちゃんは、長い間いっしょだったので
いざいなくなると、何だか寂しいです。
もう一匹の金ちゃんは、元気に生きています。
きっといつかは絶える命ですが、頑張って生きてほしいです。
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